木曽路は山の中・・・・(八ヶ岳シリーズ番外)

八ヶ岳を、一周まわった今回の旅行の最後は、八ヶ岳から
かなり離れた場所なので番外扱いとします。

一般的に木曽路とは、中山道六十九次の一部で、北の贄川宿から
南端の馬籠宿までの十一宿の区間をさすようです。
島崎藤村『夜明け前』で「木曽路はすべて山の中である」と
書かれているように、概ね木曽川に沿った山深い街道です。

今回訪れた「奈良井宿」は北から二番目の宿場です。
昔は木曽路の宿場といえば「妻籠」というぐらいでしたが、
近年では「奈良井」もずいぶん観光客も増えているようです。
現在放映中の朝の連ドラ「おひさま」の戦時中の松本市内の
町並みとしてのロケも行われたそうで、気合が入っていました。

諏訪湖の北澤美術館本館から岡谷ICで高速に乗り、中央道を
名古屋方面に進み2つめの伊那ICで降りて西に向かい権兵衛
トンネルを抜けると奈良井への道があります。
権兵衛トンネルのおかげで、ずいぶんアクセスがよくなりました。

お水が豊富なようで、このような井戸が何箇所かあります。


民宿や旅館として使われている建物も多いようです。










名物は、漆器だそうですのでお箸を買って帰りました。