今日は敬老の日

今日は、敬老の日ということでお休みです。
大阪では午前中は何とかお天気が持つようです。
奈良、和歌山地方では、夕方から大雨の可能性が
報じられていますが、そんなにふらないことを祈ります。

さて、お年を召された方々を敬い、大事にすることは、
とても大切なことであり、そうしたことを学ぶ日としても
意味のある日だと思います。

科学の進歩により、日本では65歳以上の方が概ね1/4、
80歳以上でも1/12いらっしゃるそうです。

これぐらいの人口構成になると、長生きする事は、
人類普遍に良いことなのかという疑問が出てきます。

科学の進歩によって、機械の体で生きることができるなら
200歳でも500歳でも生き続けるべきなのか?
そうではなく、ある年齢を超えたら、生きることを
止めるべきなのか?

もし、長ければ長いほど良いことであるとすれば、
科学をもっと進化させなければなりません。
必要なお金、エネルギーを造らなければなりません。
日本人だけが幸せで良い話ではないので、
世界中の生活向上にも後見しなければなりません。
そうすれば世界人口は、すぐに100億人を越えるでしょう。
そのためには、大量のエネルギーと食料が必要となります。

大量の食料を作るためには、海水を淡水化してパイプラインに
よって砂漠地帯を水で潤すことによる農地拡大や、
大規模な海洋農場などが必要となります。

「自然はいいね、ロハスな生活はいいよ。」って
言っているだけでは、100億人を越える人類を長生きさせる
ことはかなわないのではないでしょうか?
まして、機械の体によって200歳、500歳を目指すなんて・・・

それだけ大量のエネルギーを化石燃料を用いずに
供給することは、現代人の科学力では原子力発電
抜きには実現不可能だと思います。

原発反対派の私の友人にこの話をしたところ、
彼は、
「長生きしない。いいものも食べない。
日本列島に住むのは数千万人でよい。
重い病気や怪我になったら子供でも諦める。
それでも原発はないほうが良い。」
と言ってくれました。

私も、そういう考えであるなら原発は不要だと思います。
敬老の日にあたって、科学の進歩と長寿について
考えてみてはいかがでしょうか?


枚方市の、関西外国語大学の周りには、コスモスなどを
栽培している畑が広張っています。
季節はひまわりからコスモスへと移っています・・・・