こんなことで元気が出るのか?

維新の会とかいう方々が、大阪を変革して
元気にしてくださるそうです。

それはそれで結構なことなのですが、なぜその政策を
実行すれば大阪が元気になるのか、論理的に考えたの
ですか?と聞きたくなる話も多いのです。
現時点では、私は彼らを全く支持していませんし、
彼らには無理だと確信しています。

さて、大阪が、とっても景気の良かった時代といえば、
明治末期に初代の通天閣が出来た時期
http://tktaku.com/old_indexes/Tutenkaku2001/mamechishiki/AboutTsutenkaku.htm
あるいは大正末期の「大大阪」時代でしょうか
http://www.oml.city.osaka.jp/image/themes/theme529.html

このころは、本当に東京より元気な「大大阪」だったようです。
その後、1970大阪万博の頃には、とっても盛り上がったのですが、
あとはさっぱりです。

それでも、1990頃のバブルな時代には、それなりにお金もあり
お花見といえば、大層盛り上がったものでした。
投光機やバーベキューは当たり前、景気のいいグループは
レーザーカラオケセットまで用意して、大はしゃぎでしした。

ところが、昨今は色々なことが「めいわくだから」「あぶない
から」などという理由で禁止されるようになりました。公園で
ボール遊びは禁止、喚声を出すのもダメ、木登りダメ・・・
ほとんどダメダメです。

会社の近くのうつぼ公園も、3年ほど前までは、お花見シーズンには
ごみ置き場が設置され、バーベキューする大勢のグループでにぎわって
いたのですが、最近はこの看板状態です。






確かにお行儀の良いのは正しいのかもしれません
でも私の頭の中では、「お行儀の良い」と「元気がある」は
対立する概念なのです。桜の下でバーベキューすると
桜に悪い影響がでるというのも「どちらかといえば良くない」
程度の話だと聞きました。

そりゃお行儀のいいほうが正しいのでしょう、迷惑かけないのは
正しいのでしょう、環境に悪いことはしちゃいけないのでしょう。
世の中そんな話であふれている感じでとても窮屈に思います。

昔、中学生・高校生だったころ、「あれもダメ、コレもダメ」と
言われて、早く大人になって抜け出したいと思っていましたが、
今の世の中は、当時の高校よりきびしい規制であふれていると
いきぐるしく感じます。

お花見のとき周りでやかましく騒いでいるグループがいると
「もう少しボリューム抑えろよ」って思うのが普通でしょうが、
そこを「元気があってよろしい」と思える人になりたいです。