山の辺の道、花の写真

京大の山中先生のノーベル賞が決まったそうで、
とてもおめでたい話だと思います。


山中先生が発明されたiPs細胞によって、今まで治すことの
できなかった病気や、障害が治療できるようになるかも
ということで、大変期待されることです。

それと同時に、じゃあ治療ってどこまで進むのだろうか?
って不安も感じるのです。

いまでも高齢者医療費は年間20兆円かかっているそうです。
今までは治せなかった病気が、山中先生のおかげで治る
ようになれば、さらに医療費は膨れ上がることでしょう。

とはいっても自分はともかく、家族が病気になれば、
何としてでも助けたいと思うのが人情というものですから、
医学の進歩は望ましいことなのですが・・・・・

外国では、お金を持っていなければ、医者にはかかれないし
それで死んでも仕方がないという考えが普通だそうですが、
日本においては、
お金がないから治せる病気も治せない
というのは納得できない人が多いので難しいですね。

日本人は宗教的バックボーンが小さいので、死を恐れる
感覚が強いと聞いたことがあります。たしかに日本人は
自爆テロなんかできないでしょうね。

ということで、このままでは日本では際限なく高齢者医療費が
増える気がしますが、どうしたらよいのか、とても難しい問題
だと思います。山中先生は、どうこたえるのでしょうか??

山の辺の道を歩いたときに撮影した花の写真です。