割合と絶対値

今日は、割合と絶対値について書いてみます。

これは、季節限定の「すき家」「3種のきのこ牛丼」400円です


いっぽうこちらは東京駅近くのお店で食べた「えんがわとトロ2色丼」750円です


これを、牛丼より海鮮丼の方が1.8倍以上もすると考えるか、
350円の差でこんなものが食べられると考えるかという話です。

もちろん何割高いという感覚は大事なのですが、絶対金額としてどうかという
感覚も大事にしなければなりません。

例えば、安い卵パックで通常価格の3割引きだったとします。
卵パックは、250円ぐらいですので、75円安く買えるのです。

普通の家では卵パックを週に2パックも使わないとすると
年間で100パックがいいところでしょう。
そうすると、いつも3割引きを探しているひとの節約金額は
7,500円ということになります。

ところが、こうした、安売りハンターさんは、なぜか大きなお買い物をするときに
それほど真剣に値切ったり安いところを探したりしないそうなのです。

たとえば、300万円の自動車を買うのであれば、1%余計に負けてもらうだけで
3万円が変わるのですが、普段から何割引きに慣れている人は1%ぐらいと軽く
考えてしまうようです。

さらに大きな金額のものとして住宅やマンションがあります。
普通の人は、定価で買っているようですが、3000万円のマンションなら
1%値引いてもらうだけで30万円が動くのです。

マンションは、一般に表向きは値引きしませんが、系列に百貨店を持つ
ディベロッパーの場合、百貨店の外商を通じた場合割引することもあるそうですし、
色々なつてを探せば、何%かは値引いてもらえるようです。

ということで、大きな買い物をする時こそ頑張って値切って絶対額で
大きく得しましょうというお話でした。


新幹線の車窓からの夕日です。富士山は見えなかったけどまあいいか・・・


10月もおしまいなので、ちょっとデザイン変更など・・・