冬の朝は寒い

枕草子」(清少納言)より・・・・
冬はつとめて。
雪の降りたるはいふべきにもあらず。
霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、
火などいそぎおこして、炭もてわたるもいとつきづきし。
昼になりて、ぬるくゆるびもて行けば、火桶の火も白き灰がちになりてわろし。

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現代訳は、ネットのどこかに落ちていると思いますが・・・
ここの部分は、「つとめて=早朝」以外は難しい古語がつかわれていませんので、
なんとなく理解した気になる意味で間違っていないと思います。

このさい、本で読んでみようかと思い立った方に紹介したいのがコレ・・・

桃尻語訳 枕草子〈上〉 (河出文庫)

桃尻語訳 枕草子〈上〉 (河出文庫)

図書館にもあると思うので、一度目を通されてはどうでしょう・・・・