外れもあるから、気をつけて。

前回、夜景モードの面白さについて書きましたが、
「夜景を撮影」≠「夜景モード」
なのです。普通で撮った方が、カッコいい場合も
多々ありますのでご注意ください。

昔のフィルムカメラでは、撮ればとるほどお金が
かかりますので、「エイヤー!」と気合をこめる
必要があったというか・・・無難に確実モードで
撮影すればよかったのですが、デジカメは、カード
一枚で数百枚が撮影できて、外れの削除も繰り返し
も簡単ですので、
「いいから条件を色々変えていっぱい撮っておけ」
なのです。

とはいうものの、覚えておく基本があります。
「夜景モードの撮影は、セルフタイマーで撮影」
ということです。

普通のカメラは、シャッターボタンを押すと撮影
開始になり、適正露出でシャッター開放時間を
計算した通りの時間で開きます。
ここでの問題は、シャッターボタンを押すという
行為なのです。

簡単に言えば、カメラのシャッターボタンを押す
ことによってカメラ自体が少しばかり動くため、
写真がぶれるということです。

とても頑丈な三脚なら、何とかなるかもしれませ
んが、テーブル三脚なら、この動きはとても大き
な動きなので、必ずぶれます。

一眼レフ使いなら、シャッターボタンの延長ケー
ブルのようなものや、リモコンボタンを使いますが、
コンデジの場合では、セルフタイマーボタンを使う
ことで、シャッターを押す際のブレを防ぐことが
できますので、2秒ぐらいに待ち時間を設定して
シャッターを切りましょう


これは、私にとって外れと思う写真です。
せっかくのイルミネーションが、すっかり
隠れてしまいました。

何でも写っているのがよい写真じゃないですよね・・・・