ネクストエナジー

今日のローカル番組「たかじんのそこまで言って委員会」で、
次の世代のエネルギー候補がいくつか紹介されました。
その中のひとつに、日本中でジャガイモを生産するというのが
紹介されていました。

2Lのペットボトルを切った植木鉢で、家庭の庭・マンションの
ベランダや休耕田などで6週間栽培すると直径2cmぐらいの芋に
成長するので、それを集めてエタノールを作るなどすれば、
日本中のエネルギーをまかなえるそうである。

2cmの芋は食用には不適ですが、燃料化するには全く問題なく
若く成長の早い時期だけを利用することになるので、効率が
よいらしいです。

もうひとつ有機物を油に変える「藻(オーランチオキトリウム)」
を多量に栽培すれば、日本は産油国になりうるというものでしたが
この「藻」のエサは、太陽光でなく有機物なので、日本中の家庭の
生ごみなどをすべてエサにしても、日本の油需要をまかなうには
足りないので、前述のジャガイモと組合わす必要があるようです。

番組では、エネルギーの安定供給という意味では、できるだけ
色々なものに分散するのがよいという意見で終わっていました。

梅雨らしい日が続いていますね。