歯医者さんもたいへんだ。

先日、友人のお嬢さんが、歯科医の国家試験に合格したということで、
お食事会をしました。
そこで、現在大学の歯学部が大変なことになっていると聞きました。
ここ数年、ほとんどの歯学部が定員割れ状態だというのです。

この理由は、厚労省歯科医師数抑制方針で、それまでは100%近かった
国家試験の合格率を50%程度に下げることになったからだそうです。

一般の学部と異なり、歯学部をでると歯科医になるか教育・研究かの
いずれかしか就職口がなく、しかも教育・研究の求人はごくわずか
だそうで、結局国家試験を通らなければ仕事はないそうです。
これでは、歯学部を受験するのはリスクがありすぎますよね。

その結果、歯学部志望者が激減し、定員割れになっているようです。
もちろん、学生のレベルも低下していますから、歯学界全体の将来は
かなり暗くなったのではないでしょうか。
早急に厚労省が心を入れ替えてくれることを期待します。

大阪市内の南幼稚園のキリンさんです


梅田の夕景です