風吹けばどうなる?
落語の世界では風が吹くと桶屋が儲かるそうです。
その理由は、
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→風が吹く
→砂埃が舞い上がる
→目に入って目が悪くなる人が増える
→目が悪くなったので、三味線弾きになる人が増える
→三味線がよく売れる
→三味線に貼る猫の皮がよく売れる
→猫を捕まえる人が増え猫が減る
→猫が減るとネズミが増える
→ネズミが増えると桶がかじられる
→かじられたので新しい桶を買う
→桶が売れるので桶屋が儲かる
ということらしいです。
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ここまで考えるのはナンセンスですが、ニュースで流れている
いろいろな出来事について、その影響を考えるのは大事です。
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私たちは、知らないうちに自分のことで思考を停止して、
判断してしまいがちですね。
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円高になると、輸入品が安くなったり、海外旅行すれば
とってもリッチな気分になれるとか・・・
でも、輸出を商売としている人にとっては、100円
もらえるはずが80円しかもらえないことになるので
倒産・失業にもなるのです。
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電力にしたって、
「原発が止まるなら、電気代が上がっても我慢します」
というひとがいるのですが、その発言には、
「電気代が上がったために倒産する会社がでても仕方ないと思います」
「電気代を節約して、熱中症になるお年寄りがいても仕方ないです」
「国際競争力が低下して生活レベルが大幅に下がってもいいです」
「生活レベルが下がることで、医療レベルも下がっても仕方ないです」
ということを考えての発言なのか疑問です。
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自分の会社はつぶれない、給与も変わらないという前提で考えると
何か間違うように思っています。
「自分も社会の一員だから当然いろいろな影響を受ける」
と考えなければいけません。
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政治家ができもしないことを「マニュフェスト」とかで
本当にできることのようにウソつきまくって、政権を取ったら
「そんなこと言ってましたっけ?」と開き直る時代です。
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マスコミや政治家の言っていることの影響をじっくり見極めて
改革・革新なんてフレーズに惑わされず投票することが大事ですね。
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1997年の消費税増税では、景気の劇的な悪化を引き起こし
かえって税収が減ったため、国債を前年より多く発行することに
なりました。今度もこの轍を踏みたいのでしょうか?
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