京都市役所には近づくな

先日テレビを見ていると、京都市役所の耐震強度が話題になっていて、
強度の指標が0.1しかないといっていました。
大阪府庁が0.16ですから、それより悪いですね
0.1なら震度5強でぺちゃんこになる可能性が結構あります。

普通の用途の建物での合格点は0.6で、市役所のような重要な建物では0.9が
合格点だそうですので、お話にならないといったところです。
取り壊しの命令が出た姉歯のマンションでも0.3近くあったというのに・・・

びっくりするのは、その事実はずいぶん前にわかっていて、54億かけて
免震改修することに決まったとの報道だったからです。

最近、原発の再稼働に対して、「安全が確認されないうちは再稼働するな!」
という首長さんが多いのですが、もしそれが正論なら、耐震改修が終わるまで
京都市役所建物の使用はやめるべきです。

原発が、かなり高い耐震性能を持つことは、新潟中越地震での柏崎・刈羽原発
今回の地震でも示されました。
(福島第一は、津波によるトラブルですので・・・・)
おそらく1000年に一度の大地震でも問題なく停止するでしょう。

それに対して、京都市役所は100年に一度の地震でぺちゃんこになり、
建物の中で働く人や用事があって市役所を訪れた人たちが、何百人と
お亡くなりになる可能性が極めて高いのです。

そのことをずいぶん前に知りながら、建物を使い続ける市長さんには
原発再稼働反対をいう権利はないと思います。
また、京都市役所よりましだとはいえ、強度指数が0.16しかない大阪
府庁建物を使い続ける大阪府知事も同類だといえます。

繰り返しますが0.1は、低すぎます。すぐに使用停止とするべきです。
そしてそれがなされるまでは、京都市役所に近づかないようにしましょう。


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山崎の水なのだそうです。