国民の声

エネルギー政策に関する国民からの意見聴取会というものが、
大阪でも開催されたそうです。

こうした会に参加したい人は、「原発なんて絶対反対!
停電してもいいので原発再稼働を許すな!」って
強い意志を持ってデモしたりする人がメインだと思います。

一方、「原発も怖いけど電気代上がったり、不景気になったり
停電したりするのも困るな」って考えている人普通のたちは、
反対意見に対して理論武装しているわけでもないので、
わざわざ申し込む人は少数でしょう。

ですから、電力会社の人が個人資格で申込み抽選で選ばれた場合
その発言を許さないというのは、発言のバランスという意味で
良くないと思いますし、社員のエントリーすら排除するのは
かなり奇異に思えます。


「会社としての、組織的なやらせ」と非難するのであれば、
原発団体だって組織的な申し込みを行っているかどうかを
チェックするのが公平だと思うのです。


そもそも、エネルギーなどという国家百年の計を持って
考えるべき話に、今、目の前の原発事故にさらされている
一般市民の意見を聞いてどうするつもりなのでしょうか?
国防やエネルギーなどという部分では大衆迎合しては
ならないと私は思います。

そういえば、CO2の話もどこかに行ってしまいましたね。
国際公約としての、京都議定書は達成困難だそうです。
2020年までに25%削減と国連で約束してきたたあの元首相は、
さすが「鳥頭」だけあって「原発再稼働はおかしい」と
野田さんを責めていますが、「じゃあ火力発電のフル稼働を
続けてあなたが約束してきたことが達成できるのですか?
と聞いてみたいものです。


完成すれば300mの高さになるあべのハルカスです。
だいぶ高くなりましたね。完成が楽しみです。