国際司法裁判所など・・・


今日から大阪では地蔵盆です。各地で盆踊りが
開催されます。子供のお祭りって感が強いですね。

さて、韓国が、野田総理の送った大統領への親書を
送り返してくるとのことに、大変失礼であるとの
記事がありました。

大統領もなかなか大変な立場なのでしょう。
李大統領は北鮮に対して強硬な姿勢の大統領であり
困った人であるとの印象は、あまりなかったのですが、
慰安婦問題と竹島に関しては、韓国人らしいと思いました。

さて、以前書きましたように竹島について韓国は裁判を
受けるつもりはないようですが当然だろうと思います。
新聞には、韓国を非難する言葉が躍っているのですが、
もし台湾・中国から、「尖閣諸島も沖縄も日本の領土ではない」と
訴えられたら、日本はは国際司法裁判所に判断を仰ぐでしょうか?

先日、尖閣上陸した活動家は、沖縄は中国の領土であると
はっきり言っていましたので、あり得ない話ではないのです。

そんな時、もし国際裁判所の判事さんが「沖縄は歴史的に
中国の領土であり、それを日本が不法に占拠している」と
あり得ない判決を出したら、日本は大変困るわけです。

ですから、日本政府は決して国際司法裁判所の裁定に
同意することはないはずです。その時新聞は、日本政府は
裁判に応じて公平な判断を仰ぐべきであると書くでしょうか?
99%勝てる見込みの裁判であっても1%負ける可能性が
あるのですから、そんな裁判は受ける方がおかしいのです

ちなみに沖縄について裁判すれば、負ける可能性は
結構高いと私は思います。

「勝っても領土が増えない、負けると領土が減る」
という裁判に同意する国などあり得ません。
ということで、新聞各紙が韓国が国際裁判に同意しない
ことについて非難するのは変だと思っています。