瑞宝寺公園の紅葉2

紅葉写真その2です。



選挙が近くなって、どのチャンネルのニュースでも
色々な政治家さんたちが、過去を否定して大きな夢を語っていますが、
変えるというばかりで、私にとって「このひとなら・・・」って思える人は
見当たりません。

私は、結果を同時代の世界と比べた場合、大昔から日本の政治は
概ね良いレベルだったと思っています。(比較ですよ・・・)

ここでの結果とは、国民の技術・文化・生活レベルと考えます。
例えば、万葉集には下級官吏や一般庶民の歌も入っていますので、
庶民にも歌を詠む文化がすでにあったということになります。



江戸時代では、浮世絵印刷や各種焼き物は、世界を超えるものでしたし
世界に知られることはありませんでしたが、数学(算術)でも独自な
発展の結果、世界レベルに到達していました。

からくりと呼ばれるメカの分野でも、世界がその実現をあきらめた
和時計と呼ばれる「不定時法」による時計を制作していたことでも
わかるように、極めて高いレベルを維持していたのです。

また、江戸末期には世界一と言われた識字率の高さから明治以降一気に
大国となることができました。



大戦後におきましても、焼け野原から20年でオリンピックを開催し、
35年で「ジャパンアズナンバーワン」という本が出版されるまでに
なりました。

経済的な危機は何度かあったものの、ドル換算した平均給与は、
今も世界のトップレベルですし、格差が拡大したと言われる
今日ですら、貧富の差は世界が驚くほど少ないのです。



この理由として、やはり陸の国境をもたない島国であったため
外国との戦争が少なかったということもあるでしょうが、
政治としても、ポイントを外さずよくやってきたといえると思います。

ということで、政治は結果で判断すべきものであり、理念が高くても、
結果が伴わないのであればダメな政治家なのです。
そういう目を持って、候補者を比べてみようと思っています。