デフレの話

今週のお題「最近あった良いこと」


最近という範囲が、年を重ねるにつれてどんどん広くなってきます。
小中学生の考える最近は2-3日、長くても一週間じゃないかな?
大学生なら1カ月ぐらいかな、五十代のおっさんにとっては、
1〜2年も最近だったりするので、困ったものです。

ということで、昨年の衆議院選挙は最近のことといっても、
老人だから仕方ないと思ってください。


その選挙で自民党の安倍さんがアベノミクスでボロ勝ちしたことは、
その後の円安&株価上昇をみれば、良いことと言って良いと思います。

内閣官房参与には昨日書きました浜田先生だけでなく、
以前紹介した藤井先生もいらっしゃいますので、
そのお二人に任せておけば、何とかなるように思いますが、
一人不安人物がいます。そう「竹中平蔵」です。


竹中先生が、何の専門なのか良く知りませんが、少なくとも
経済については、専門家を名乗らないでほしいです。

先日、竹中先生が小泉内閣に自分がいたころには、一生懸命
規制緩和を行って、世界五十何位から二十何位まで上げたけど
そのあとまた五十何位に下がっている。だから、規制緩和
するんだとおっしゃいいていました。

そこで、本日のタイトルのデフレなのですが、デフレとは
供給が需要を上回るために起こる現象とされています。
結果として、物価が安くなる代わりに、経済が縮小し給料が
下がり、失業者が増えるのですが・・・・。

ですから、デフレ対策とは
「需要を増やす」か「供給を減らす」
ことなのです。
これを実行すれば必ずデフレからインフレへと変わるのです。

ところが、規制緩和というのはある産業への参入障壁を
低くすること、簡単に言えばだれでもできるようにすること
ですので、その産業の「供給」が増えることになります。
近頃よく電力の参入規制緩和がニュース解説で出てきて
ますね。誰でもできるようにすれば値段が下がると
いっているでしょ、供給が増えるからなのです。

今デフレからインフレにしようとしているのがアベノミクスです。
そんな時に竹中平蔵という人は規制緩和を推進して
「供給を増やしましょう」
と言っているのです。
供給を増やせばデフレを加速するのにです・・・・


もう一度書きますが、
竹中平蔵先生、経済については、
専門家を名乗らないでほしいです。」