大阪の雪・・・寒い・・・

今朝は、外に出ると雪が舞っていて、車の上には2cmぐらいの
雪が積もっていました。

大阪では、雪が積もることなど感覚的には年に一度のことですので、
会社に行く途中でちょっと撮影してきました。

雪の太鼓橋です


公園のアオサギさんも寒そうです


お花も雪をかぶっています。


さて、アベノミクス期待で、円安が進み株価が上がっています。
輸出関連企業は軒並み業績予想をあげてきました。
なんとなく経済界に春が来たって感じのこのごろです。
このまま夏まで、続いてほしいものです。

http://toyokeizai.net/articles/-/12839
このページに、内閣官房参与の浜田先生のインタビューが
掲載されています。

三月十九日に辞任しますと発表した浜田先生の教え子でもある
白川日銀総裁について、
「自分の信念を曲げずに、誠実に職務を忠実に続けてきたことは
わかる。「お疲れ様」と言いたい。
ただ、その信念は日銀や日本のジャーナリズムだけに通用する
「真理」にすぎず、デフレと円高で国民を苦しめたという事実は、
歴史として残るであろう。」
と厳しい評価を下している。

これを読んで、なんとなく頭に松平定信をおもいだしました。
松平は白河藩主でしたが、老中それまでの田沼意次を追い出し、
お祖父さんである徳川吉宗を神様のように尊敬し、その政治を
見習って「寛政の改革」をすすめた人間です。

「緊縮財政、風紀取締りによる幕府財政の安定化」を目指しましたが、
そんなものでうまくゆくはずもなく見事に失敗し、失脚したのです。
ホント
「緊縮財政で財政健全化は無理」
ってこのころから当たり前だったのですがね。
どうして、歴史から学ばないのでしょうか?

で、その松平さんを批判した狂歌が、有名な
「白河の清きに魚も住み飽きて、元の田沼の濁り恋しき」
です。

現実の国民の生活より、あるべき日本銀行の姿を優先させた
白川総裁が、「シラカワ」つながりでなんとなく
白河藩主だった松平定信にかぶるのです・・・