単焦点レンズについて


前回、単焦点レンズ50mmF1.8で撮ったバラの写真を出しましたが、
続いて、その他の花の写真です。

私が、大学生のころの一眼レフカメラは、すべてファインダーを
のぞいて、ピントリングを自分で回して合焦するものでした。


初めてのオートフォーカス一眼レフはミノルタのα7000だったと
思います。1985年でしたからすでに会社に入っていました。
私が初めて買った一眼レフはEOS650というもので87年発売ですが
購入したのは89年でした。


オートフォーカス時代になってから、一眼レフのキットレンズは
ズームレンズが普通になりましたので、今の若い人に単焦点
付けて写してもらおうとすると、ズームリングがないので
びっくりされたりします。


で、それ以前のマニュアル一眼レフについてくるレンズは
基本的に50mmの開放絞り1.4-1.8の明るい単焦点レンズでした。
貧乏な若者は、それ一本で何でも撮影したものです。


たとえば、クイズ女王となった宮崎美子さんのCMでヒットした
ミノルタX−7にも50mmF1.4のレンズがセットされていました。
(セットで59,800円・・・1980年での価格)


50mmという焦点距離は、肉眼で見ているイメージに近いと
いうことから、35mmフィルムの標準レンズとされていますが、
デジタル一眼でよく使われている撮像素子サイズでは80mm
相当の画角となりますので、ポートレート向きと言われます。

いずれにせよ、解放絞りが2を切るようなレンズが一万円弱で
入手可能なのですから、キヤノンユーザーならとりあえず
買ってみるレンズじゃないでしょうか。