大きけりゃいいってもんじゃないよ


最近、撮像素子がフルサイズと呼ばれる昔のフィルムと同じサイズの
カメラがかなり増えてきました。

例えばソニーのα7・α7Rとか

ニコンのDfとかです。
そして、その流れはコンパクトデジカメにもということで、
ソニーのRX1Rというカメラも発売されています。
少し前までは、○○万画素って自慢していたのですが、画素数
1000万を超えたころから、あまり意味を持たなくなったので、
今度は、撮像素子のサイズで差別化しようというものです。
http://camera.itmedia.co.jp/dc/articles/1307/23/news075.html

昔のフィルムでは、110などの小さなフィルムでは少し大きくプリント
すると画像の粗さが目立ったものですが、今のデジカメでは最も小さな
クラスである1/2.3型ですら、A3程度までなら無理なく伸ばせます。

撮像素子を大きくすると、そのレンズは物理的に大きくなります。
またレンズの「アラ」も出やすくなるようです。

私は、背景を思い切りぼかしたい人、とにかく高いカメラを持ちたい人
以外には、フルサイズの撮像素子は必要ないと思っています。
高級コンデジと言っても、このSTYLUS1の方が絶対便利です。