j自動車のプリクラッシュブレーキ


自動ブレーキとも呼ばれる装置を搭載した自動車が増えています。
現時点で最も高性能なものは新しいベンツに搭載されている
「レーダーセーフティパッケージ」だと思われます。
http://special.mercedes-benz.co.jp/safety/detail/index.html

このシステムには、運転手が気付かずに歩行者と衝突しそうになると
自動的に停車する機能があります。

もし、各地で起きている危険ハーブ吸引や飲酒によって歩行者に突っ
込む事故も、運転手の乗っている車にこのシステムがあれば被害は
ずいぶん低減されたと言われています。

しかしながら、今テレビで宣伝している国産車の自動停止装置の多くは、
物にぶつかることを回避することは出来ても、ベンツのように人に
ぶつかることを回避できるのは、普通の車に搭載されているものでは
スバルのアイサイトと日産のエマージェンシーブレーキぐらいじゃ
ないかと思われます。
http://www.subaru.jp/eyesight/
http://www2.nissan.co.jp/NOTE/point_safety.html

その他のブレーキシステムは、人に対しては効果がほとんどありません


将来的には、すべての車に搭載されるシステムだと思われますし
欧州では、自動ブレーキがすでに義務化されています。
国内でも、まずトラックなどから義務化されるようです。

義務化という話を出すと、「でも100%じゃないんだから無駄」とか
「そもそも酒を飲んで運転してはいけないんだから、飲酒運転
させないようにするべき」とか言って反対します。

でも、お酒じゃなくても運転中に心臓の発作や脳溢血で運転不能
なることだって十分ありうるのです。


また飲酒運転が禁止されているのは、飲酒運転が危険だからです。
ですからお酒を飲んだ時は代行運転をお願いしますよね。

もし自動運転が十分進化して代行運転手の代わりができるロボット
カーになれば、飲酒運転を禁止する必要はなくなるのです。

一般乗用車の義務化までには、日本では、まだ何年かかかるよう
ですが、車を乗り換える際はベンツのシステムは無理としても
人に対して有効な自動ブレーキ付を選んでほしいと思っています。

私はアイサイト搭載のスバルにのっています。