咲くやこの花館2・・・マクロ

ニコンではマイクロレンズと呼んでいるのですが、
その他のメーカーではマクロレンズと呼んでいる
接写レンズでの写真です。


狭義のマクロレンズの定義は撮像素子に写る大きさが
被写体と同じ大きさに写るレンズということになります。


昔のフィルムカメラマクロレンズを付けて10円玉を
出来るだけ大きく撮影すると、現像したフィルム上の
10円玉と実物が同じ大きさになるということです。
これを等倍マクロと呼ぶこともあります


実際に世の中で販売されているレンズでマクロと名乗っ
ているものは、フィルム上の10円玉の大きさが実物の
1/4程度のものもあります。


コンパクトデジタルカメラでは、近くによって撮影する
モードをすべてマクロと呼んでいますが、どこまで寄れ
るのがマクロかは定義がないようです。


今日のレンズは、オリンパスの3535マクロと呼ばれるもので、
等倍マクロレンズです。マイクロフォーサーズカメラは
撮像素子の幅が昔のフィルムの約半分ですので、換算すれば
2倍マクロということになります。軽量・コンパクトで、
よく写るレンズです。今なら中古でとても安く買えます。


このレンズで思い切り近寄って撮影すると、普段は見えない
世界が写ります。フォーサーズ規格のレンズなのでマイクロ
フォーサーズのカメラで使うにはアダプタを介する必要が
あるのですが、E-M1以外のマイクロフォーサーズカメラで
使用するとなかなかピントが合わないので困ります・・・