今野敏さんって作家

人に言うと変な目で見られやすいのですが、私の好きな小説のジャンルは、
「SF」「ファンタジー」「伝奇・オカルト」系です。

そんなに本を読む方ではないのですが、例えばミステリーにしても
社会派というものよりは前述の3要素のいずれかが入ったものが好きです。
(といってもホラーはダメです)

要するに、どうせフィクションなのですから現実じゃない世界のお話の方が
単純に楽しめるからじゃないかと思っています。
(単に子供な頭だという声は無視します・・・)

で、タイトルの「今野敏」さんなのですが、世間で最も知られているのは
テレビドラマになった東京湾臨海警察署を舞台に、安積警部補率いる刑事
課強行犯係安積班の活躍を描く「ハンチョウ」シリーズでしょうか?

二重標的(ダブルターゲット)―東京ベイエリア分署 (ハルキ文庫)

二重標的(ダブルターゲット)―東京ベイエリア分署 (ハルキ文庫)


たしかに、面白いのですが私はそれよりSF要素の入った特殊能力を持った
科学捜査員の活躍する「ST 警視庁科学特捜班」の方が好きです。
これもまたテレビドラマになっていましたね。
これらの人気作品より、もっとオカルト的なのが「特殊防諜班シリーズ」で
イスラエルの失われた10支族」なんてのや超能力を使う「山の民」とか
伝奇・オカルト的要素が入ったアクションです。
特殊防諜班 連続誘拐 (講談社文庫)

特殊防諜班 連続誘拐 (講談社文庫)


あと知られていないのですが、まともなSFスペースオペラ?である
宇宙海兵隊ギガース」シリーズも大好きです。
宇宙海兵隊 ギガース (講談社文庫)

宇宙海兵隊 ギガース (講談社文庫)


で、先日読んだのがオカルト系の「鬼龍」「鬼龍光一」シリーズです。
いわゆる現代の「祓い師」物ですが、とっても好みです。
まだまだ読んでいないシリーズが数多くあるのですが、そのうち
読むだろうなって思っています。

最初に書いた3要素が好きな人で、今野敏さんを警察小説の人だと
思っている人は、別のシリーズを図書館で借りてみてください・・・