父の思い出・・・?

今週のお題「お父さん、ありがとう」

幼稚園児のときに死別しているので、父の思い出って
後付記憶(周りの人や、写真などからの情報を組み立て
記憶しているように感じること)しかないようです。

しかしこの体の遺伝子は、父からいただいたものなので、
「元気な体をありがとうございます」
とおもっています。

さて、昨日耐震補強の話を書きましたが、地震被害というものが
今回の地震では、整理されずに話されているように思います。
地震で建物が壊れるには、大きく分けて3つあるんじゃないかと。


(1)大きな地面のゆれで、建物に慣性力が加わり建物耐力を
越えて建物が壊れる。


(2)大きな地面のゆれで、地面自体が液状化や、がけ崩れに
よって壊れ、そのために建物も壊れる。


(3)海底の断層破壊による地盤移動に伴い地面のゆれだけで
なく海面の大きなゆれ(津波)が生じ、その津波の力によって、
建物が壊れる


このうち(1)については、大体何とかできる技術レベルに
あるようです、福島第一以外の津波をかぶらなかった原発
安全に停止したように、地面のゆれだけなら日本の耐震技術
は極めて高いそうです。
その考え方が一般建物にも反映されますので、最近できた
建物や、耐震補強したものは、そんなにひどい壊れ方には
ならないようです。
(2)については、十分な調査をすれば、液状化するか
どうかは分るそうですが、土のことは分らないことも
多いそうです。
(3)は、津波の来るところには建物を建てないか、
流されても我慢するかのどっちかでしょうね。
(本人が我慢しても瓦礫の片付けは残りますよね)


警報が出てから逃げるまでの時間があったそうなので、
命を守るだけなら何とかなるかもしれませんが、
ビデオを見れば家を守るのは無理だと感じます。


ということで、津波の来ない地域に住んでいる皆さんは
耐震補強を推進し、(1)に対してだけでも大丈夫な町に
するべきでしょう。