耐震補強の限界

最近というか昨年3月以来地震が多いですね。
それを受けてか東京都でも、耐震化をいっそう進めるようなことが
新聞に載っていました。

かなり以前に、現在の耐震診断の方法を決める作業に従事した
先生のお話を聞く機会がありましたが、どうも世間の認識と
違うように感じましたので・・・

先生のお話では、「昭和30年代の設計のビルでも、震度5強ぐらい
までなら多分壊れないと思う。」ということでしたが、ここで壊れる
とは、例えば3階の柱が全部折れて4階の床と3階の床の間に挟まれて
人が押しつぶされるような状況になるかということだそうです。

そして、耐震診断耐震補強の目標は、「震度6強地震が来ても、
頭の上の床が落ちてきて押しつぶされることがないようにする」
ということで、その時ビルは傾いてひびだらけになって、もはや
修理が出来ない状態になっている可能性もあるそうです。

せっかく耐震補強工事をしたのに、大地震が来てぼろぼろになった
建物の前で、建築士さんが「耐震補強したおかげでペチャンコに
ならずにすんで良かったですね」と言われてもどうなんでしょう?

その先生は、免震改修以外にぼろぼろにならないようにする方法は
ないようなことをおっしゃっていましたが・・・

先日の車山に面白い雲・きれいな雲が出ていましたので・・・

UFO雲と呼んでいました・・・母船みたいでしょ


こっちはきれいな雲

地震雲ってこんな感じだったっけ??


今週のお題「この春、○○はじめます!」
今の部署も長いので、この春には、そろそろ異動があるのかな?
と期待していたのですが・・・・どうやら続投だそうです。
首にならないだけラッキーなのかもしれません。