セクハラとストローク

ストロークって、一般には何を思うのでしょうか?

いま、パソコンのキーボードをたたいていますが
キーのストロークとは、キーを押さえて沈み込む量のことで、
独立キーボードでは4mm程度、ノートパソコンでは2-3mmです。
わたしは、独立キーボードの方が好きですが・・・・


そのほか、水泳やボートのひとかき、テニスやゴルフの一打等が
ありますが心理学というか、仕事においてもあるそうなのです。

先日会社の講習会で、部下の能力を引き出すためのあれこれについて
教わったのですが、そのなかに「ストローク」が大事ですというのがありました。

ネット上の心理学用語集を引用すると
ストロークとは、交流分析の用語であり、「人の存在を認める行為」
を意味するもの。http://www.1-ski.net/archives/000317.html
だそうです。

また別のページによると、人間は誰しもストロークを求めているそうです。

そのストロークですが 大きく二つあって、肉体的接触を伴う
「タッチストローク」と言葉などによる「心理的ストローク」があるそうで、
タッチストロークには、撫でる・さする・抱く・握手するなどがあり、
心理的ストロークには、ほめる・励ます・うなずく・挨拶する・ほほ笑む
なんてのがあるようです
http://www.d1.dion.ne.jp/~ppnet/prod06420.htm

確かに大事なんだろうなとうなずけることなのですが、部下が女性の場合には
ずいぶん困ったことになります。


前述のストロークとされていることの中で、セクハラじゃないと言い切れるのは、
タッチストロークでは「握手する」ぐらいで、あとは痴漢呼ばわりされても仕方ない
行為であるのは明白です。

では心理ストロークと言っても、「挨拶する」以外は、ちょっと間違えば
「キモイ」「セクハラ」と言われるかもしれない事柄です。

最近では、相手をじっと見つめただけでも見つめられたほうが
「いやらしい目で、じろじろ見られた」といえばセクハラが
成立するそうです。

ほめるにしても、業務上の明白な手柄でなければ「セクハラ」と言われる
可能性があるそうなのですから、「どないせいっちゅうねん!」と
ぼやきたくなります。


幸い私の部下では、派遣の女性が一人いるだけなので
問題にはなっていませんが、女性の多いセクションの
管理職は大変だろうなーって思います。



鹿は触っても「セクハラ!」って言わないよなー・・・