一脚を買いました
一脚ってどれほどの認知度があるのか知らないのですが、
kenkoからメールが来たので買っちゃいました。
SLIK 一脚 スリムポッド II 4段 2WAY雲台付 214886
- 出版社/メーカー: スリック
- 発売日: 2012/01/20
- メディア: Camera
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私が購入した時は送料込1,500円だったのですが・・・
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で、一脚の効能ですが、普通の人は
「足が一本だったら倒れるじゃん!何の役に立つの?」
って思うのです。
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当然な疑問です。だって普通の人にとって三脚を使うのは
セルフタイマーにして自分を写すためですから。
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もうすこし写真に対する願望ができると、夜景を撮るため
スローシャッターにするには、三脚が必要などと分かるのですが、
それでも一脚って「なに?」だと思います。
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ところが実際に使ってみると、一脚って役に立つのです。
カメラの「ブレ」が激減するのです。
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簡単な物理の話で6自由度という言葉があります。
空間は3次元ということはご存じでしょうから、
左右をX軸、前後をY軸、上下をZ軸と考えます。
空間上のカメラの位置はX,Y,Zで定義できます。
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ところがこれだけではカメラがどの方向を向いているか
までは決まらないのです。
これを示すには、X軸周りの回転、Y軸周りの回転
そしてZ軸周りの回転を決める必要があるのです。
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XYZの3方向とそれぞれに対する回転が3種類なので
あわせて6個の値を決めなければカメラがどこにあって
どちらを向いているかが決まらないということです。
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逆の言い方をすれば、6個の値が自由に決められる
ということです。これを6自由度と言います。
三脚を使うとこの6自由度すべてを固定できます。
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では一脚ではどうなるでしょう。
一脚を使うと使うと、上下つまりZ軸には動きません。
X軸・Y軸まわりの回転も止められます。
ということで、たかが一本足ですが6自由度のうち
3自由度をとめてくれるのです。
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手持ち撮影では、6自由度すべて動かないよう頑張って
カメラを構える必要がありますが、一脚のおかげで
3自由度だけ頑張ればよくなるのです。
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重たい三脚に比べて、私の買った一脚など数分の一の
目方ですので、とりまわしが苦になりません。
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この季節桜の花の接写なんかにとっても効果的です。
一度お試しになることをおすすめします。