ちょっと富士山


月曜日に東京出張した時ですが、富士山がちょっとだけ頭を出していました。

新幹線から富士山の頭が見えるのは本当に久しぶりです。
まあ見えたとはいえ、頭の黒い富士山でした。(当たり前ですが・・・)
やっぱり私は、白い頭の富士山の方が好きです。

木曜日に仕事で京都北山通りに行きましたが、街路樹が色づき始めていました。


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芸術の秋ですか・・・・この3連休では、先日買った新しいカメラで
色々と写してきたいと思っています。芸術には遠いかもですが・・・・

さて、カメラの話もとうに飽きられているでしょうが、もう少し・・・・

私的には全くよくわからない画質の話を書いてみます。

フィルムカメラの場合、ライカであろうとキヤノンであろうとフィルムは
同じものを使うことができます。たとえばコダックのエクタクロームとか・・
したがって、同じものを撮影した場合フィルムに現れる差は、レンズの差と
言うことになります。


それに対してデジタルカメラは、フィルムに該当する撮像素子と
その素子からの電気信号を色データに変換するプログラムは、
カメラ固有のものですので、撮影した写真のJPEGデータを画面で
見たときの差は、レンズだけの差ではなくなるのです。


さて、そうしたことを踏まえても、カメラにおけるレンズの大切さ
というのはありまして、高級コンデジとか画質が良いとか言われる
カメラは、立派なレンズを持っています。


良いレンズの定義とは、あーじゃこーじゃ言う人がいるのですが、
エンジニアさんは、くっきりと滲みなく写るレンズを目指して
製作費と勝負しながら設計しているのです。

そしてさらに望まれるのが、たくさんの光を取り込めるよう
解放絞り値の小さな明るいレンズというものです。


そのような目的を達成するには、広角から望遠までカバーできる
ズームレンズより、ズームのない単焦点レンズの方が良いのです。

また、ズームレンズでも広角から超望遠までをカバーするレンズより
広角から準望遠程度までの低倍率ズームの方が良い結果を得やすいのです。

というわけで、高級コンデジと呼ばれるものは解放絞りF値が1.8ぐらいで
単焦点か3倍程度のズームレンズになっているのです。
そして、レンズが立派になりますので図体もでかくなりがちです。

ところが数万円の高級コンデジと、1.5万円ぐらいの中級コンデジで撮影した
写真の差というものは、パソコンでディスプレイで拡大したものを違いの
分かる人に解説してもらえばわかるという程度のレベルなのです。

というのは、デジカメではコンデジのレンズの弱点をプログラムである程度
カバーすることができるからなのです。


私は、その程度の差なのであれば、高倍率ズーム機の便利さに軍配を
上げたいと常々思っているのです。

写真は、北山の資料館の庭に咲いていた花たちです。
撮影はF550EXR(ちょっと昔の高倍率ズーム機)です。